11月1日
突然の発表。
22/7の高辻麗さんが契約解除
【高辻麗に関するお知らせ】を22/7オフィシャルサイトにUPしました。https://t.co/7RjEwtyCri
— 22/7(ナナブンノニジュウニ) (@227_staff) November 1, 2021
今後とも、22/7メンバーへの変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。#ナナニジ #高辻麗
彼女は22/7という秋元康さんが総合プロデュースするデジタル声優アイドルというジャンルのグループに所属していた。
メンバーは11人で構成されており、
声優アイドルというのもあって一人一人にキャラクターが割与えられている。
高辻麗さんは「東条悠希」というボクっ娘のサッカー少女の役を演じていた。
高辻麗さんは「れったん」の相性で親しまれる、
明るくポジティブな印象を与える元気な女の子です。
声優になるべくして生まれたのか、と思わせてくれる可愛い声。
アイドル活動に留まらず、最近では舞台での出演も務めていました。
爆走おとな小学生の作品には何作も出演し、主演ヒロインを演じることもありました。
そして今年2021年の8月から開演していた「アサルトリリィ 御台場女学院編」で
今村紫役を演じるなど、
演者としてみるみる頭角を表しているところでした。
なぜ今回の事件が起こったのか?
今回の出来事は『22/7』も徐々に世間に浸透しだしているかな?と感じれる矢先でのことでした。
この騒動に至るまでにはいくつかの起爆剤がありました。
その一つは今年、2021年2月28日の7thシングルリリースライブの時。
この日を最後に22/7の大黒柱でリーダーの「帆風千春」さんが卒業をしました。
彼女は本当にみんなから慕われており、愛されていました。
だが、それでも自身の夢である声優への道に進みたいという気持ちが強く、卒業を決心したのでした。
そしてもう一つが、
9月末に発表された「海乃るり」「武田愛奈」「倉岡水巴」
この3人の卒業。
11月14日に行われるライブが、この3人がファンの前でパフォーマンスする最後の場となるのです。
「海乃るり」「倉岡水巴」は11月末で、
「武田愛奈」は12月を最後に活動を締めます。
この2つの出来事が一気に22/7のメンバーの状況を変えることとなっていると思います。
高辻麗さんもその一人だったと思います。
そもそも、なぜ高辻麗さんにフォーカスを当てているいるかというと、
私自身が高辻麗さんのファンであり、一番の推しだからです。
だからこそ今回の騒動に他のファン同様に、動揺を隠せないでいます。
10月に3人の卒業発表があった後に、高辻さんは
「気持ちの整理ができてからちゃんとブログに書きます」
とツイートをしていた。
おそらくリーダーの卒業に続き、3人の卒業は相当に堪えたのであろう。
3人の卒業発表の後の10月の高辻さんのTwitterでの動きは極端に減っていました。
オンライン特典会があっても一言だけツイート、というのが多く
写真も心なしか元気が無いように見えていた。
10月末に行われたオンライントーク会には、
高辻さんは体調不良のために欠席というお知らせが流れた。
その後の22/7検算中の購入者限定特典会も欠席と。
このときの欠席について理由が明記されていなかったのいよいよ不安を確信にさせるものがありました。
そして11月1日。
このツイートだ
【高辻麗に関するお知らせ】を22/7オフィシャルサイトにUPしました。https://t.co/7RjEwtyCri
— 22/7(ナナブンノニジュウニ) (@227_staff) November 1, 2021
今後とも、22/7メンバーへの変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。#ナナニジ #高辻麗
予感はしていたけれども、本当に衝撃だった。
悲しかったし、苦しかったし、寂しくなった。
でも、高辻さん自身が一番辛く、悩んで苦しんでいたのがBlogの内容から見て取れるのでした。
高辻麗より皆様へ
2021.11.01
高辻麗です。
この度は、関係者の皆様、メンバー、ファンの皆様に多大なご心配、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ありません。
私の身勝手で我儘な行動がグループの活動に支障をきたし、皆様の信頼、期待を裏切り、これまでのご恩を仇で返すこととなってしまいました。今すぐ楽になりたい一心で、後先のこと、周囲への負担を考えられず、衝動的な選択をとった自分自身を恥じるばかりです。
本来であれば、相談を重ねながら辞める決断をした上で、段階をふみ、皆様にきちんとお伝えすべきでした。
全ては心身共に不安定な状態にあったことに見て見ぬ振りをして活動を続けてきた私自身の責任です。本当に申し訳ありませんでした。
そして最後に、ファンの皆様。
ライブや特典会など、たくさんの方が楽しみにして下さっていたこの先の予定を全う出来ず申し訳ありません。高辻麗の最後を綺麗な思い出として残すことが出来なくて、ごめんなさい。
今まで約5年間、ファンの皆様の存在に何度も救われてきました。
本当にありがとうございました。
ナナニジ公式サイトのブログより(現在は削除されています)
こんなに思い詰めるまで戦ってきたんだな、と思うと本当に辛くなります。
そして何もしてあげられない辛さ。
今後は高辻麗として姿を見ることもできないし、いつまた表舞台に立てるのかもわからない。
この2つの感情でもどかしく、ただただ無力感を覚える。
心の底から高辻さんのファンだったし、今後にも期待していました。
裏切られた、とは全く思わないのです。
本人は本当に苦しい現状だったのだろうから。
私自身にも見に覚えがある状況だからこそ尚、わかってしまう。
今はただ、ゆっくり休んでほしい。
一人じゃ苦しいだろうから実家に戻って猫さんに癒やされて回復してもらいたい。
そして準備ができたら再発進してほしい。
22/7の活動で得られたものは大きいと思う。
辛いことがたくさんたくさんあったとは思う。
それでも経験できたことは財産になるから次のステージで活かしてほしい。
私は発信活動をしているから高辻さんのように、
悩みを抱えている人達に元気を与えれる人になりたい。
そして高辻さん本人にも届くような人物になりたい。
そのために本気で行動していこう、と覚悟が決まりました。
絶対に届けて見せます。
高辻さんからもらった勇気、元気を本当にたくさんいただきました。
次は私が恩返しをしたい。
いつか必ず、私の言葉が届くように。
メンバーからの言葉
メンバーからもれったんへの思いが込められたツイートが投稿されました。
これを見るだけでも寂しさと悲しさが溢れますが、
メンバーのみんなかられったんが幸せになれるように願っているのが伝わります。
沢山 沢山ありがとう
これからもよろしくね
ずっと大切だよ
22/7 海乃るり (@ru_ri_88)
高辻の正直で素直すぎるところ
ほんまに大好きやで。最年少で頑張ってきたなぁ。全部全部ありがとうなあ。
ずっと仲間やから。
22/7 倉岡水巴 (@mizuha_227)
ずっと大切で大好きな私たちの仲間であることは変わらないです。
— 22/7 河瀬詩 (@kawase_uta_0227) November 1, 2021
「うたうらら」って言ってくれたのが本当に嬉しかったんだ🐈
出会った時は中学生だったね。
— Sally Amaki/天城サリー(Gintoki/Kuroo Enthusiast) (@sally_amaki) November 1, 2021
お別れの時はおばあちゃんの時!
何があっても味方だよ。 pic.twitter.com/RDYwLEEUDM
もっと気付いてあげられたらなと、思うばかりです。
でも、大好きな人が笑顔でいてくれることだけを願ってます😊
これから先、そうであってほしい🐈️🟣🦔
— 22/7 武田愛奈 (@aina__227)
2人での想い出がたくさんあるんだ
これからもずっと。ずっと。
大好きだよ。
— 22/7 宮瀬玲奈 (@reinyan_0526)
— 22/7 白沢かなえ (@kanae_shirosawa)
(かなえるは文章ではなくメディア投稿のみでした)
みんなのれったんへの愛が伝わりますね。
ゆっくり休んで、幸せになってもらいたい。
高辻さんの今後
今後は「高辻麗」という人物はいなくなります。
この名前は22/7が結成されて与えてもらえた名前だから。
活動再開するときはまた別の名前で姿を見せてくれるでしょう。
高辻さん自身は「声のお仕事」を目標にしていたから
次は本格的に声優の仕事に向かうかな、と思います。
卒業して帆風さんは「千春」という名前で声優事務所に所属されたのが最近の出来事です。
なので声優活動できる可能性は0ではありません。
それに、舞台俳優としての活躍も期待できます。
アサルトリリィの舞台を私も見に行かせていただきましたが、演技力もピカイチだなと思いました。
結構重要な役を演じていたと思いますし、役に恥じぬ演技をしていたとも思います。
それに高辻さんらしさもちゃんと表れていた。
そんな姿を見れてなおファンになれたのです。
確かに昔から精神的に不安定さはあった高辻さんですけれど、
ぶっちゃければ環境に影響されたのもあると思います。
過去に不登校で自分の声にコンプレックスを持っていたと話しており、
でもそんな自分でも変わりたい、変えたいという一心で22/7のオーディションを受けたであろう。
しかし、結成当初は高辻さんを含め「涼花萌」さん「武田愛奈」さんの3人は自分の役のキャラクターを与えてもらえなかった。
不幸はそれだけに留まらず、楽曲でもメインの8人と3人という分けられ方もされてさらに苦しかったであろう。
ですが、4周年のanniversary live「11」でようやく一つになれたのでした。
6thシングル「ムズイ」を11人で歌うことが叶ったのです。
発表当初は8人での楽曲だったので、
8人表題曲がようやくメンバー全員の11人表題曲になった日だったのです。
ですが、高辻さんに残されていた問題はまだありました。
22/7の楽曲の特徴とも言える「セリフパート」
これを高辻さんは1stアルバムのリード曲「ヒヤシンス」が発表されるまで
彼女だけ唯一与えられていませんでした。
その「ヒヤシンス」でようやくみんなが同じ場所に立てたかな、というところだったのでしたが、、
偶然の出来事ではありますけれど、やはり22/7での環境が彼女を追い詰め続けていたのかもしれません。
だから私が願うのは、
今はゆっくり休んでほしいこと。
そしてまた元気な姿を見せてほしい。
次はちゃんと自分の夢へと続く道に沿って生きてほしい。
ここまで辛く苦しい時期はおそらく今だけであろうから、
立ち直って、レベルアップして欲しいと願います。
メンタルが不安定になりがちであろうから願わくば、
良きメンターに出会ってほしい。
そんな風に願っています。
これから勢いづいて来るのでは、と思っていた矢先だったからこその衝撃でしたが、
この出来事を糧に
高辻さんが更に活躍することを応援しています。
22/7の高辻麗さん
本当にありがとう。
大大大好きです。